2011年11月10日木曜日

平成 24年ダブル改t定のミニ情報

今回は介護保険の現在までの情報です。

今まで日中の訪問看護と早朝夜間の20分の訪問看護を組み合わせて行うことになっていた20分以内の訪問看護が昼間も可能になるという方針が出されました。この短時間の訪問看護は医療依存度の高い介護保険利用者にきめ細かく対応できるようにという考えに基づいています。この短時間の訪問看護の実施については24時間の訪問看護体制があるステーションであることかつ週1回以上は20分以上の訪問看護を実施することが要件となるようです。短時間の訪問看護は20分以内で処置や短時間のケアだけを行うことになります。

単位数はまだ決まっていませんが、今までも「訪問看護1」による経営・運営への影響は強く、「訪問看護1」の多さによる看護師の疲弊、そして訪問看護の平均単価の低下による件数の多さに見合わない事業収入の少なさという現実があります。そして短時間で看護を行おうとする負担は看護師を精神的に追い込んでいます。20分の短時間訪問が可能になることは看護師をもっと追い込むことにはならないいかと危惧しています。

今後の具体的改正内容を注視しつつ、ケアマネジャーとの連携の在り方についても再考してください。

0 件のコメント:

コメントを投稿