2018年8月26日日曜日

TSUTAYA 訪問看護に参入

TSUTAYAといえば、本やCDやDVDの販売及びレンタルのお店である。そのTSUTAYAが新潟の中心にあるお店の一角に訪問看護ステーションを9月1日に開設する。

8月25日新潟県看護協会開催の管理者研修会に出席していた管理者から開設の経緯を聞いた。今年の4月居酒屋で医療機関の精神科医師と社長がたまたま会ったのが始まりとのこと。子会社を設立し開設に至った。
子会社の社長は「訪問看護業務の手引き」を熟読し制度と報酬の仕組みをしっかり把握し、管理者も社長に負けじと学習している。

1号店の新潟は精神訪問看護を中心のステーションだ。今後は全国にあるTSUTAYAの店舗に併設するかたちで展開をしていくそうだ。

2018年8月11日土曜日

起業のきっかけ

ひまわりが自己主張している季節、暑いという言葉しかでてこない毎日です。
訪問看護師のみなさんはエアコンがないあるいはあっても使っていないなどの熱くて壮絶な現場で看護師としての職務を果たしていること頭がさがります。本当にお疲れ様です。

管理者研修の講師としてさまざまな地域に出向きますが、その会場で一人または二人くらい看護職として起業した受講生がいます。その管理者の起業したきっかけを聞くと「自分の考えている訪問看護がしたかった」「ステーションを立ち上げ自分がどこまでできるかやってみたかった」「雇われ窮屈な状態から脱したかった」「ステーションの運営で上司と意見があわなかった」などさまざまですが、起業企業した管理者は自らの看護実践が思うようにでき結果経営に反映し安定したステーション運営をと考えています。
起業した管理者の共通点は目標が明確で、どのようなステーションにしたいかそしてそのためには訪問看護業務のあり方はどうすればよいのか、そして一番重要なのは半年から1年後の数値目標が明確なことです。営利法人のステーションは年々増加していますが、そのうち看護職の起業による起業数は不明です。
起業後成功するかどうかは資金面と管理者の明確でかつ揺るぎないビジョンこれらが重要といえます。