2016年10月20日木曜日

本当にやりたい仕事

これ岩手県産の松茸です。少し大きめですがリーズナブルでした。松茸ご飯にしましたが、香が強く本当に美味しかったです。

訪問看護財団当時から積算すると12年以上管理者支援の研修講師をしています。講師としてオファーしていただいているのは看護協会や訪問看護ステーション協議会、訪問看護ステーションを有する法人等からの依頼が主です。


ある時伺った研修でうれしいことがありました。研修終了後私を招へいしてくださった方が「先生は今の仕事大好きで使命感を持って取り組んでいるのが研修を聞いてよくわかりますよ。」と言ってくれました。思わず笑顔で「そうなんです。本当に楽しい仕事をさせていただいていますよ。ところでどんなことからわかりましたか?」と聞いたところ、辛口の研修の内容だけれど管理者を心底支援していることが伝わる内容であり、管理者のやる気を引き出すメッセージ性が強いことですと言われました。

そうなんです。私はこの仕事が大好きで、もしかしたら天職?なんじゃないかと勝手に思っているくらいなのですから、、、本当に嬉しい一言でした。

2016年10月9日日曜日

地域包括ケアシステムに一役

地域包括ケアシステムの構築が市町村で勧められているようだが、研修講師で行く地域の現状を聞き取ると順調にすすんでいる地域は多くない。地域ケアシステムの要となるのは訪問看護ステーションといわれているが、そのステーションもシステム化の蚊帳の外だったりすることが多いようだ。

一部の地域では在宅療養支援診療所等の医師を中心でその医師が関わる患者を支援するステーションやその他の事業者等がICTでつながり情報共有しているようだ。聞くところによるとシステム化を阻んでいる要因として、地域の医師会と行政との関係性がよくないことがある。まあこれらは今に始まったことではないのだが・・・

小池都知事がよく言う「都民ファースト」つまり都民のためを優先して考えようということだが、地域包括ケアシステムも「利用者ファースト」で考えたら医師会や行政の垣根なんてすぐに超えることができるのでは?と思う。
システム構築の要であり、地域の保健・医療・介護状況を利用者サイドで把握している訪問看護ステーション側からの具体的な働きかけを勧めてみたらどうですか?

2016年10月6日木曜日

介護予防・生活支援サービス事業と訪問看護

平成29年度に、要介護認定軽度者である要支援1・2の利用者の訪問介護・通所介護が市町村に移管される。すでに実施している市町村もあるようだ。
訪問介護等が市町村に移管することで報酬は減額されることは免れない。ちなみに2割減の市町村もあるようだ。

訪問看護ステーションの介護予防訪問看護の利用者は利用者の10%にも満たない。現在のところ介護予防訪問看護はこれまでどおり予防給付で行うとされている。

今まで要支援者は、訪問介護や通所介護を受けることで自立した生活を維持してきたといえる。例をあげれば今まで介護予防のデイサービスを利用しリハビリを受けていた利用者、今までと同様のリハビリを受けることができなくなり状態の変化があることは少なからず否めないだろう。そんなときにステーションからのリハビリは救世主にならないだろうか?