2011年12月30日金曜日

平成23年を振り返って

萩原は今年の4月から一般社団法人を立ち上げ、訪問看護師および管理者の研修講師を中心とした活動を開始して9か月経過しました。おかげさまでこの間約30か所以上の研修講師として様々な地域に伺い、多くの訪問看護師のみなさんに会うことができました。

管理者を含めた訪問看護師のみなさんは、懸命に訪問看護を行いながら「このやり方でよいのか?」「このままでよいのか?」と悩みながらも、管理者研修等に時間を割き参加することで、今後の活動の方向性を見つけまた各地に帰っていくこと姿を見ることができました。それだけでなく、先に萩原の研修を受けてくれた管理者から実践報告を聞くことも多くあり、かえって励まされもしました。

今年を振り返ると、本当に充実した年だったと感じています。なんの後ろ盾もない一般社団法人「オフィス萩原」に研修講師の依頼をしてくださった多くの都道府県看護協会や都道府県訪問看護ステーション連絡協議会、そのほかの訪問看護の団体等に感謝しています。

今後も皆様のご期待やご依頼に添えるように、日々精進しますのでよろしくお願いします。

みなさんよいお年をお迎えください。

2011年12月19日月曜日

秋田県の管理者研修

12月16日から18日まで管理者研修で秋田県に行きました。左の写真は秋田のホテルから撮影した写真です。この時東北地方は大雪注意報の真っただ中でした。16日秋田に向かう時も飛行機は大幅に遅れ、秋田空港から秋田駅に向かうリムジンバスも大雪による路面凍結の影響で大渋滞、通常なら35分で秋田駅に着くところその約2倍以上かかりました。このような渋滞は雪の降り始めはよくあることだそうです。今回降った雪が根雪になるそうです。秋田の長い冬の始まりです。
秋田をはじめとして雪国の訪問看護は、スリップ事故など雪関連の事故で本当に苦労が多いですね。十分注意してください。


秋田県の管理者研修で、平成24年のダブル改定について今出ている報酬改定の方向性と改定内容、改定に向けての訪問看護ステーションでの対応を具体的に伝えました。出席した管理者は真剣に聞き、それぞれの訪問看護ステーションでどのように取り組んでいくかという方向性を決め研修会を終えることができました。

2011年12月9日金曜日

平成24年ダブル改定情報 介護保険

介護保険利用者の区分支給限度額はケアプラン作成に大きな影響があります。
そこで24年の改定では、訪問看護の「緊急時看護加算」「特別管理加算」を
区分支給限度額から除外するように11月24日厚労省が修正を加えたそうです。

訪問看護ステーションとしては、どうでしょうか?よくよく考えると区分支給限度額の中には
入りませんが、かといって利用者の負担が減るということにはなりませんし、
「緊急時看護加算」「特別管理加算」の一割は発生しますから
今まで利用者の負担を考えてと加算の算定ができなかったステーションでは
限度額外になったらもっと算定するのが難しくなることが考えられます。

今一度「緊急時看護加算」「特別管理加算」の算定要件等をよく読み、
来年の改定の準備をしてください。