2019年1月28日月曜日

管理者の経営努力


今年の仕事始めはコンサル。

起業し10年経過したステーション。「今まで経営・運営に悩みながらもなんとか続けてこられた」と話す管理者。

看護体制強化加算と機能強化型訪問看護療養費は算定にあと一歩だった。これらの加算要件をみたすには在宅看取りの件数や特別管理加算の件数を増やすなどの努力が必要だ。これらの算定要件を満たせば毎月数十万の報酬を得ることができるのだが要件クリアへの取り組みはしていなかった。
残念ながらこのことは多くの管理者にみられる。報酬は自ら算定できるようにし請求しなければステーションの収入にならないのだ。報酬依存型事業の管理者として経営努力が求められている。

2019年1月11日金曜日

知ってますか?労基法改正

出雲大社で看護の神様について書かれたお札書き。大国主大神が修行で受けた怪我の治療にあたり完治させたと書かれています。

さて今年から労働基準法の改正があり有給休暇取得の義務付けが決まったことご存知ですか?有給休暇10日以上の権利を有する従業員に対し1年間に5日以上の有給消化をさせなければならないことになった。パート職員でも所定の要件を満たしている従業員も同様です。厳しい罰則規定もあります。
気兼ねなく休める職場環境、休みやすい職場環境づくりを管理者として目指してください。

2019年1月1日火曜日

管理者のコンピテンシー


広島県訪問看護ステーション連絡協議会の管理者研修会で約10年ぶりの広島。久しぶりですとあいさつしてくれた管理者もいた。

研修とコンサルで今年も多くの管理者に会ったがステーションの経営を盤石にしている管理者には共通のコンピテンシー(行動特性)がみられる。


以前当社で実施した管理者の実態調査によると現状把握と分析ができること、改善に向けての目標設定と目標を達成するためのアクションプランが明確で実践能力があるという管理者のコンピテンシーが明らかになっている。管理者はただただ懸命に職員と一緒になって働くことを要求されていない。つまり管理者としての目標がありそれを達成するためのアクションができ結果を導きだすことだ。
だからこそステーション経営における管理者の役割は本当に大きいのだ。