2017年2月21日火曜日

ホームページでの発信

春はまだまだの寒さですが、植物はその存在を示すかのように咲いています。みなさんの訪問看護ステーション、ホームページがありますか?コンサル等で聞いてもホームページがあるステーションはまだまだ少ないのが現状です。

ネット上に掲載されているステーションのホームページをみてみました。同一法人のホームページへの掲載やステーション独自での掲載とさまざまですが、ひとこでいうと地味で主張と発信が弱いことです。

65歳以上の高齢者のインターネット活用率は6割以上という調査結果があります。つまり何か調べたいことがあるときはインターネットを活用するということです。あるステーションのALS利用者の妻がインターネットで自宅近くのステーションを検索し訪問看護の依頼をしてきたり、80歳の介護者がホームページからステーションにアクセスするようになっています。このような状況からステーションのホームページは訪問看護利用のメリットをわかりやすくまたステーションへのアクセスも簡単にできるような画面構成にすることが求められるのではないでしょうか。また報酬改定や地域の情報や介護支援の情報などタイムリーな発信も大切です。

2017年2月13日月曜日

訪問看護って高い!?

管理者や訪問看護師からよく聞くフレーズ「利用者やケアマネから訪問看護って高いといわれるんです。」これらはケアプラン作成時や利用中が多いようです。このことを言うとき管理者等は困った表情をします。なぜこのような表情になるのでしょうか?

困り顔になることはありません、なぜなら看護の報酬は国が定めた報酬なのですから。
困った顔の原因は何か?を考えてみました。訪問看護が利用者にとって必要不可欠かつであることが曖昧なこと、また訪問看護の提供による成果を確信できないゆえではないでしょうか?

訪問看護師として利用者の状態から必要な看護は何か?必要な看護を提供するための時間や回数はどのくらいが適当なのか?を考えることで困り顔は晴れ晴れするのではないでしょうか。

2017年2月5日日曜日

訪問看護ステーションの存続

春がくるのが待ち遠しいですね。せめて家の中だけでもとポピー咲かせました。寒くて硬くなっていた体も気持ちも緩んできます。

訪問看護ステーション数は増えています。平成24年以降の推移を見ると、新規開設立は増えていますが全体の約半数は休廃止していることになります。長年活動してきたステーションの休廃止も増えているといえます。

ステーション数は今年中には1万か所を超えると思います。しかし休廃止するステーション数を考えると何かやりきれない思いになります。休廃止の理由として赤字経営がその主な理由です。
ステーションの存続は難しいといえます。経営者と管理者が一体となり互いの果たすべき役割を自覚し業務での実践ができること、在宅療養に必要かつ専門的な看護実践ができること、職員すべてが経営に向き合えるような体制をつくるなどがステーションの存続の肝といえますがこれらがなかなかできないため存続できないのです。

開設したばかりのステーションだけでなく、長年続けてきたステーションも今まで大丈夫だったからこれからもなどと考えてはいけません。安定した経営で生き残こる策を講じてください。