2018年10月28日日曜日

訪問看護師の働く意欲

今年の管理者研修会のテーマ人材確保・育成だ。
研修会ではKJ法を使ったグループワークをするが、看護師確保の課題で「訪問看護師の高齢化」のワードが多い。

高齢化?!っていうけど非常勤看護師なら70歳くらいの高齢者がいるステーションもあるけれど常勤で働いている看護師なら60歳以下。なのに高齢化?ですか?と言いたい。

以前実施した訪問看護師の職務満足度調査の結果でも40歳以上で常勤の訪問看護師の職務満足度が低かった。その内訳だが訪問看護はやりがいあるとしながらも職場や業務や処遇への不満が多いのが特徴的で、むしろ非常勤で30代の訪問看護師はすべての領域の満足度が高かった。
これらの年齢層の訪問看護師の構成でステーション成り立っていることが多い。このような職場のモチベーションを考えると常勤で職務満足度が低い年齢層の意見や職務態度に影響を受け訪問看護師全体のモチベーションはあがるはずもないだろう。その結果「訪問看護師の高齢化」が問題となるのではなかろうか。このような状況を管理者のみなさんはどのように受け止めますか?

2018年10月13日土曜日

訪問看護大好き管理者

訪問看護が大好きだからという訪問業務を優先している管理者に会うことが多い。その管理者の多くは笑顔で満足気だ。
このような管理者は訪問看護ステーションの規模とは相関している。つまり小規模ステーションや開設間もない発展途上のステーションに多い傾向がある。

訪問看護大好きなのは管理者として大事なことだ。しかし好きであることと訪問業務に専念し管理者業務をおろそかにすることは違う。このように訪問看護業務優先を続けた結果どうなるかというと、ステーションの経営・運営がたちゆかなるという残念な結末が待っています。

訪問看護が大好きそして経験によるスキルもある管理者のみなさん、自らの経験知を職員に伝え人材育成に役立ててみませんか。

2018年10月5日金曜日

まちの保健室開催

まちの保健室開催に協力しました。参加者は10名程度だったけれど初回としては上々の出来と思っています。

厚生労働省は要支援者の支援事業と市町村が行う保険事業の一体化を検討してます。その方法として市町村の保健師が地域で行われている高齢者の集まりに出向き健康相談や健康教育を行い健康な生活を維持を目的とした取り組みのようです。

今後訪問看護ステーションの地域住民に向けた相談機能を強化した新たな取り組みはステーションとしての期待されるところではないでしょうか。