2011年11月16日水曜日

平成 24年ダブル改定ミニ情報

今回は医療保険の改定内容をお伝えします。

特別指示書の対象を拡大する可能性がでています。
退院直後の状態不安定な時期に頻回な訪問看護を実施し円滑な在宅移行ができるように配慮したものといえます。対象の拡大となれば介護保険利用者や医療保険の週3回の対象者の在宅移行の支援になります。

次に複数名訪問看護加算の複数名に看護補助者という職種が新しくくわえられる予定です。
複数名訪問看護加算は以下の要件を満たした利用者に対し訪問看護ステーションの看護職・PT・OT・STが複数名で訪問看護を実施するものです。

1.厚生労働大臣の定める疾病の利用者
2.特別指示期間の利用者
3.重症者管理加算の対象者
4.著しい迷惑行為・暴力行為・器物破損行為等が認められる利用者

訪問看護の業務では看護専門職等が複数名で行わなくてもよいとする環境整備や体位交換等があるとし、その部分を看護補助者が実施できるようにするものです。もし複数名の職種に介護補助者が加わるとすればステーションで採用することになります。介護補助者には必要な教育を行うとしています。看護補助者の報酬は今までの加算額より低くなることはいうまでもありません。

今回の報酬改定内容はまだ決定したものではありませんが方向性として示されているものです。今後の動向に注視してください。

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