2018年1月28日日曜日

平成30年度介護報酬改定 看護体制強化加算

1月26日に介護報酬の詳細がでた。今回の介護報酬改定は中重度者への対応や在宅看取りなどへの取り組みを評価した内容となっている。

看護体制強化加算は緊急時訪問看護加算と特別管理加算の算定割合は変えず算定期間を3か月から6か月へと変更した。またもうひとつ算定要件であるターミナルケア加算数により看護体制強化加算(Ⅰ)・(Ⅱ)としターミナルケア加算の算定者数が12か月間5名以上を新設し要件を満たしたステーションには月600単位(Ⅰ)とし、ターミナルケア加算の算定数が12か月間で1名以上(Ⅱ)は現行ままの300単位としている。
また新たな要件として看護職員の出向や研修派遣などの相互人材交流による能力の向上と地域での人材確保・育成に寄与する取り組みが努力目標として示された。

緊急時と特別管理加算は算定期間が延長されているが、今までの3か月同様対象となる利用者の確保努力は求められている。またターミナルケアケア加算の算定(Ⅰ)を目指すなら今まで特別指示書に切り替えた看取りを介護保険のままとしターミナルケア加算の算定数を確保する対策が求めれらる。

2018年1月23日火曜日

新たな介護施設「介護医療院」

私の住む町も雪景色。寒さは一段と厳しくなってます。雪国のみなさんからすれば20センチくらいの雪なんてと思うでしょうが。雪かきで大わらわです。

さて報酬改定の詳細がそろそろでてくるかと。17日は施設基準等がでました。その中で注目したのは「介護医療院」という入院施設です。「介護医療院」は慢性期の医療・介護ニーズへの対応「日常的な医学管理が必要な重介護者の受け入れ」「看取り・ターミナル」等の機能と生活施設としての機能を兼ね備えた新たな介護保険施設です。老健に治療と看取りを加えたような施設といえます。老健等からの転換も可能です。一人暮らしや老々介護の方のついの住処となるのでしょうか?
また在宅復帰を掲げた老健はこれからどのようになるのでしょうか?

2018年1月15日月曜日

平成30年、始動しました。

上野公園の早咲きの桜です。本当に寒い毎日が続いています。雪の多い地域での訪問看護、ご苦労が多いことでしょう。安全に訪問看護してください。

「オフィス萩原」を立ち上げ今年で8年目になります。この間で多くの管理者にであうことができました。そのなかで何人かの管理者のモデルといえる方に会いました。それらの管理者の共通点は「役割を知っている」「目的が明確」「行動する力がある」それとへこたれない強い気持ちです。そして看護のちからで利用者支援ができるステーションにするための組織づくりをしたいと奮闘しています。
今年もこんな管理者を研修やコンサルで支援していきます。