2019年8月28日水曜日

管理者の仕事

コンサルで使用している訪問看護ステーションの実態を示す資料を管理者研修で使ってみた。

職員数と職員の訪問件数や算定している加算、地域の情報や訪問看護指示書を頂いている機関等ステーションの現状を常に把握していれば記入できる内容だ。しかし残念ながら記入できた管理者は30名中0だった。つまり管理者として最低限のステーションの現状の把握ができないということと認識した。驚いた。

日々変動する利用者数や看護師等の訪問件数とそれに連動する報酬の変化数字で把握をしないままでは経営・運営が今どのようになっているのかもわからないし、何が課題であるかわからない。ゆえに改善はできない。管理者として何をしているのだろう?

ステーションの実態を数字で把握し、利用者数や訪問件数の減少をいち早く察知した対応ができれば経営状態の安定を図ることができるのだ。管理者としてステーションを数字で把握し活動状況と連動できるようになってほしい。数字はその変動から様々なことを教えてくれますよ。

2019年8月19日月曜日

継続は力なり 講師冥利につきる

上越新幹線「とき」の車両が変わった。前の席との間隔も広くシートもゆったりしていた。なによりも揺れが少ないのがいい。

8月17日土曜日は新潟県看護協会の管理者研修会だった。お盆休み期間のせいか受講者は30名程度と少なかった。管理者の役割に始まり看護で稼ぐを伝えた。

休憩時間にコンサルしていたステーションの管理者から月商1千万円を達成できたことの報告があった。これで年商1億円を超えるステーションがまた増えたのだ、嬉しかった。
この管理者は毎年新潟県の管理者研修に参加していた。そして学んだことをを忠実に実践していた成果といってくれたが、実践を継続し成果をだすその努力はすばらしい。まさに「継続は力なり」を体現していた。

2019年8月4日日曜日

訪問看護情報提供療養費3

鉢植えのオリーブに実がついた。小指の先くらいの大きさ。中医協で来年度の診療報酬改定に向けた審議が始まった。

訪問看護ステーション数は増え続けていること、またステーションの規模も大きくなっていること、医療保険の利用者が増えていること、小児の訪問看護利用者が増えていることなどをステーションの情報がしめされた。

その中で昨年の報酬改定で訪問看護情報提供療養費3の算定が10%と低いことに注目していた。主治医との連携と医療機関への情報提供の促進をと新たに加えられた療養費だ。ステーションだけでなく情報提供書を受けた主治医側にも報酬がつくので、主治医へのアプローチも必要だ。
算定要件は「訪問看護業務の手引き」131・556・670ページを参照してほしい。