2011年4月19日火曜日

訪問看護で備える

東日本大震災の被害地のみなさまに、心よりお見舞い申し上げます。
 先の3月11日の大震災で宮城県内の訪問看護利用者数名が停電により吸引器が使用できずに亡くなっています。また4月7日の地震による停電で在宅酸素療法をうけていた療養者が酸素ボンベへの切り替えができずに亡くなったという痛ましいニュースもありました。
訪問看護利用者に確認してみると「、バッテリーの用意がない」「バッテリーの充電時間が短い」「アンビューの用意がない」「酸素ボンベへの切り替えができない」などの緊急時の備えが十分でない場合があります。私たち訪問看護師は、利用者ごとに物品の確認、操作方法の確認、点検を定期的に実施することを訪問看護のプログラムとして行うことが大切です。

2011年4月8日金曜日

全国の訪問看護師のみなさんへ

 日本訪問看護振興財団でチーフコーディネーターをしていた萩原です。
3月末日で財団への出向期間が終了するのを機会に退職し、訪問看護師の教育を専門に行うための組織、一般社団法人「オフィス萩原」を立ち上げました。これからは「オフィス萩原」の代表理事として、訪問看護研修講師やコンサルテーションを主な業務として活動していきますので、よろしくお願いします。
 萩原の今後の活動目標は、まだ講師として伺っていない県へ行くことができること、今までよりもっと多くの訪問看護師に会うことができることです。
 「訪問看護見たり聞いたり」の中で、訪問看護の周辺情報や萩原が会った全国の訪問看護師の活動などを萩原の目線で綴っていきます。このブログが全国の訪問看護師の応援歌になればよいと考えています。