2018年12月14日金曜日

利益の還元

博多駅前のクリスマスマーケット。博多口駅前には多くの人が行き交っていた。
今回は久しぶりの福岡県看護協会での管理者研修会だった。受講生は約40名。その中に起業した看護師が2名いた。いずれも起業後5年以上経過している。起業後5年以上継続できると10年以上の事業継続は可能といわれている。
それぞれの管理者の事業継続の極意は看護師への利益還元と学習支援だ。今まで多くの管理者に事業の継続の手法について聞き取ってきたがやはり成功している管理者は利益を職員に還元していることと研修等の教育支援をしている。
例えば今年の報酬改定でターミナルケア療養費が2万円から2万5千円になった。今までの実績で年間50件以上のターミナルケア療養費の算定実績に基づき人事考課を行い4か月に1回特別賞与で還元したところ看護師のモチベーションはより高くなったということである。管理者のみなさん看護師ががんばったその結果である報酬(利益)を看護師に還元できていますか?

2018年12月5日水曜日

ACPの愛称決まる

ACP(アドバンスケアプランニング)人生の最終段階で医療ケアについて利用者や家族の意思決定を基本に医療・ケアチームと繰り返し話し合う仕組みだ。
これは平成30年度報酬改定で医療・介護保険とも算定要件となったがACPでは一般の方たちには分かりにくいとうことで厚労省が愛称を募集し「人生会議」に決まった。「よい看取り・看取られ」が認知度をあげ普及できるようにとの思いを込めたネーミングということだ。
すべての「人生会議」の開催者となり訪問看護師として利用者を支えてほしい。また「人生会議」では利用者の代弁者となり医療・ケアチームの連携を引き出すことで「よい看取り・看取られ」につなげていってほしい。