2018年11月26日月曜日

人材確保・育成は管理者の役割

北海道看護協会の管理者研修会の初日11月22日夜から札幌大通り公園のライトアップが始まった。雪が降る寒い夜だったけれど多くの観光客が訪れていた。


受講者は約40名、高速バスで5時間かけて参加した管理者もいた。内容は経営・運営と人材確保・育成。看護師が集まらない定着しないの課題をKJ法で抽出し解決の方法を導き出しプログラムを作成する構成でおこなった。
課題解決アプローチが看護教育の基本、課題抽出は看護師の得意分野でサクサクとできた。しかし人材育成プログラムの作成は残念ながらサクサクとはいかなかった。
これは管理者の人材育成への思いは強いが育成の方向性が明確になっていないということの現れなのか?
訪問看護師を確保、育成することは訪問看護ステーションの喫緊の課題である。人材確保、定着のビジョンを明確にしてプログラム作成に取り組んでほしい。

2018年11月15日木曜日

在宅移行は歩み寄り

山形県看護協会のサードレベルで訪問看護ステーションの経営を担当した。受講生は看護部長がほとんどだ。
早期の在宅移行は病院にとって喫緊の課題であることはいうまでもない。その受け皿となるステーションについて知ってもらい医療機関とのスムースな連携ができることが研修の目標だ。
ステーションを併設している医療機関は少ないため退院する患者は地域のステーションにつなげることになる。しかしステーションの実態を知らないこと知らないことと、連携の方法が確立されていないことで患者さんは残念ながら訪問看護につながることなく退院していることが浮き彫りになった。

看護部長が訪問看護と地域連携の重要性を知りトップダウンで連携のプロセスを構築できれば不安なまま退院する患者さんがいなくなること間違いないですよね。