2018年6月24日日曜日

研修講師として15年目

研修講師として15年目。管理者研修・訪問看護師基礎コース・認定看護管理者研修(サードレベル)などをはじめ、他業種で訪問看護ステーション開設希望の経営者向けの研修やケアマネジャーや介護認定調査員の研修講師など多岐におよぶ依頼を受けている。

私が研修講師として目指しているのは、受講した方たちが研修で得た知識をもとに行動し現状を改善できるようにしていくこと。そのために楽しく学び身につく研修内容の構成とそれをわかりやすく伝えるプレゼンテーションだ。
受講生からは「とても楽しく学べためになった」「明日からの実践目標が明確になった」「悩んでいた事柄の解決になった」など前向きに取り組めるようになったコメントを研修終了後に聞いている。

今後も受講生が与えられた場所で成果をだせるよう講師として研鑽していきたい。

2018年6月19日火曜日

グループホーム 看護師の役割

母が入居している認知症対応型グループホームでのできごと。

母が嘔吐と下痢をしたと連絡ありグループホームに連絡し看護師と話した。嘔吐と下痢は1回だけ。状態を確認しようと食事摂取時の状況や便の回数や間隔や腹満の状態等を看護師に聞いたがなにひとつ答えられず、「私は非常勤で忙しい」と言い訳ばかりで排便の間隔も把握できていなかった。そして次の日に往診医がくるからと逃げ腰の対応。翌日往診医は吐き気止めと下痢止めを処方した。原因もわからないままたった1回の嘔吐と下痢に対し処方する最悪の対応だった。
日常の状態の把握するのが看護師の役割だが役割をはたさずにグループホームの看護体制加算の算定が行われているのだ。

2018年6月6日水曜日

訪問看護記録

訪問看護業務で記録の占める割合は極めて高く1件の訪問にかかる記録時間は約20分。今はIT化により時間は短縮されているが、日々の記録だけでなく報告書や計画書の作成により残業時間が増えるなど訪問看護師には負担感が大きい業務といえる。

訪問看護記録は看護師等の看護実践の正確な記録である。まず正確であること、そして責任が明確であることが求められる。

日本看護協会が今年の5月に「看護記録に関する指針」を公表ているので参照されたい。