2019年7月24日水曜日

次の管理者への移行

写真は最近はまっているフラワーアート。イメージを膨らませながらの作成は楽しい時間。

二代目管理者からのコンサル依頼が多くなっている。特に外から採用された管理者の悩みは深い。アウェイ状態で管理者としての役割をはたさなければならないからだ。今までのやり方を変えようとすると職員からの反対や拒否でなかなかうまくいかない。またあからさまな
いじめもあったりする。これではうまくいくはずもなく新しい管理者は落ち込み、退職してしまうことも多くある。その結果ステーションが立ち行かなくなるり休止や廃止に至る。
残念なことだ。
























2019年7月12日金曜日

訪問看護ステーションのイメージ


佐藤錦より甘くておいしい紅秀峰。盛岡で買うと安くておいしい。

7月8・9日は岩手県看護協会のサードレベルで訪問看護ステーションの経営の現状と看護師の起業を担当した。
16人の受講者でみなしの訪問看護が2か所とステーションが1か所だった。

看護部長の方々にステーションにどのようなイメージを持っているいるのか聞いてみたところ、「高い看護実践を行っている」「看護師のスキルが高い」「やりがいある仕事」など概ね良好だった。また経営していくのは大変そうだが楽しく仕事できている様子が伺えるともいっていた。考えていたよりも良いイメージだったので、病院のイメージがよいなら在宅移行はもっと容易になるのではと考えた。
それにはまずステーションからの積極的なアプローチ、医療機関の在宅支援部門だけでなくステーションのPRと在宅移行の訪問看護の役割を看護部長に直接働きかける方法もありと思った。在宅移行の促進は病院の診療報酬に直接反映するのですから・・・

2019年7月4日木曜日

訪問看護の「真実の瞬間」

経営不振に陥っていたスカンジナビア航空をサービス戦略の成功により再生に導いた「真実の瞬間」の著者ヤン・カールソンは、サービス活動で最も重要なことはサービス提供者と顧客とが出会う瞬間であると書いている。

利用者と出会い看護を提供するが、看護を受け状態の改善や安定を経験し安心を感じる利用者と、その場で利用者からの反応を体験し高揚感と達成感を感じる看護師、このような瞬間訪問看護の「真実の瞬間」ではないか。
この瞬間が訪問看護の醍醐味でありやりがいでもある。より多くの看護提供で「真実の瞬間」を利用者と看護師が共有することで看護は醸成されていくのだ。