2019年6月17日月曜日

訪問看護記録を考える

コンサル等で記録の負担が大きいと相談を受けることが多い。訪問看護記録だけでなく、インテイク時の栄養や認知症アセスメントは必要か?の質問もあるくらいだ。その理由として時間がかかるから、必要性を感じないなどがある。

記録を甘く見てはいけない。記録は訪問看護実施を担保するものだ。それにインテイク時の栄養・認知症アセスメントは利用者の基本情報で、これらの情報は看護実践に極めて重要な情報であることにまちがいない。今一度訪問看護記録について考えてほしい。
またiパット等による記録を導入する訪問看護ステーションも多くなっているが、自分のスマートフォンへの対応はなんなくできているのに、職場のICT化へのアレルギー反応は少なくない。せっかくICT化したのに紙に戻したステーションもあるくらいだ。何か変ではないですか?何のための誰のための記録か今一度考えてください。

2019年6月8日土曜日

日看協 訪問看護に関する要望書提出 

5月27日、日本看護協会は老健局に「2020年度予算・政策に関する要望書」を提出した。訪問看護の提供体制を推進するための「訪問看護推進総合計画」策定を求めた内容だ。
策定の内容であるが、2025年には訪問看護師を現在の5万人から12万人への増員の計画を推進するための拠点「訪問看護総合センター」(仮称)の創設と、地域医療介護総合確保基金の支援による訪問看護訪問ステーションの大規模化の推進、ステーションの指定基準改正による管理者要件を定め所定の管理者研修修了者であることなどを要望した。政策レベルでのステーションの強化を示したことになる。

ステーションの大規模化や人材確保は今や喫緊の課題だ。そこに政策が介入することは今後のステーション体制強化への影響は大きいといえる。

2019年6月1日土曜日

変わる管理者

写真の花、もとはネギ坊主。改良され紫の可愛い花になった。

訪問看護ステーションの管理者も自ら変わることが必要だ。管理者になりたくてなったというのはごく少数。そのためにやらされ仕事になり成果が出ないことが多いのが現状だ。管理者を受けたのは管理者自信なのにいつまでもやらされ仕事なのはおかしいし、やらされ仕事で成果がでるはずがない。多くは管理者自身の覚悟が足りないのだ。受けた以上は管理者として真摯に取り組まなければ責任放棄になるだろう。
まずは管理者としてステーションの現状把握から始めることだ。そして現状を分析し課題解決するための方法を導き出し実践し成果をだしてほしい。成果は管理者の成功体験になり自信へとつながっていくのだ。