地域包括ケアシステムの構築のあたり、利用者情報の共有体制づくりが国の事業として示され、今年度から3年かけ市町村ごとで具体的なシステムや運用ルールをつくることになった。
医師・訪問看護師・ケアマネ・薬剤師・介護職など多職種による利用者情報の共有による連携を深めることできめ細かい対応が可能になり急変等に備えることができ、利用者や家族が安心して療養できることを目指している。
情報共有の方法はモバイル機器や従来の電話等の方法を用いるが、どのような方法でも誰のための何のための情報共有なのかを明確にすれば、おのずと訪問看護師として多職種と共有したい情報がわかる。その結果情報をピンポイントで提供できるようになる。
職種間のコミュニケーションのあり方で興味深い研究結果がある。ケアマネを悩ませる訪問看護師の行動特性として「病院と同等の医療レベルをチームに要求する」「在宅経験が少なく、知識が医療的なものに偏っている」「専門用語を使いすぎる」などがあげられている。今いちど連携について考えてみてください。
2015年3月30日月曜日
2015年3月22日日曜日
小児の訪問看護
ソメイヨシノより一足早く咲く緋寒桜。
今日小児の訪問看護の研修会に行きました。やっぱりなんで萩原先生がくるんですか?と言われましたが、私も学びたいのです。小児の看護経験者が多くいるグループで満足のいく学びができました。
小児の訪問看護は難しいからと訪問依頼があっても断るステーションも多いようですが、訪問看護の基本は変わらないのです。小児の訪問看護の要点として4項目を上げてみました。
今日小児の訪問看護の研修会に行きました。やっぱりなんで萩原先生がくるんですか?と言われましたが、私も学びたいのです。小児の看護経験者が多くいるグループで満足のいく学びができました。
小児の訪問看護は難しいからと訪問依頼があっても断るステーションも多いようですが、訪問看護の基本は変わらないのです。小児の訪問看護の要点として4項目を上げてみました。
- 母親の手技への専門職としての承認
- 母親の情報提供をもとにした看護
- 的確なフィジカルアセスメントによる状態予測
- 在宅介護で活用できるリソースの紹介と創造
2015年3月13日金曜日
4月の報酬改定に備える
介護報酬の疑義解釈がだされるのはもう少し先になると思いますが、地域包括ケアシステムの構築に向け介護報酬でも医療依存度が高い利用者確保が高い報酬確保につながることが明確になっています。新設の「看護体制強化加算」がそうです。緊急時訪問看護加算・特別管理加算・ターミナルケア加算それぞれの算定要件を満たせば介護保険利用者一人当たり300単位の算定ができます。
現状の緊急時訪問看護加算の算定率はどうですか?特別管理加算の算定率は?
ターミナルケア加算の算定は?
緊急時訪問看護加算も特別管理加算も訪問看護師の説明による利用者の同意があれば算定できるのですから。まず確認してください。
医療機関へのPRの際も医療依存度の高い利用者の受け入れを積極的にしていることを再度伝えるとよいですよね!
2015年3月7日土曜日
御蔭様で研修講師として11年目になります
神奈川県の訪問看護ステーションの管理者から嬉しいメールがきました。なんと、開設3年で機能強化型訪問看護ステーション(Ⅰ)になりました。彼女は財団当時を含め私の研修を5回受講し研修での学びをもとに管理者7か条をつくり実践していました。
「退職者ですがステーション立ち上げたい」と相談受けその1年後立派にステーションを立ち上げたと報告してくれた管理者やステーション開設後2年でステーションは黒字となり新たにナーシングホーム(介護保険施設では有料老人ホーム)を開設した管理者など、
この11年で会った管理者の活躍エピソードには枚挙のいとまがありません。
私の研修の語り口はかなりの辛口です。自称「スパイシー萩原」と言ってます。スパイシーの理由ですが、管理者には耳の痛い話が多いということです。研修内容は、管理者の考え方や行動特性を踏まえすぐ実践できる内容を具体的に教えています。だから受講生たちは研修受講後自らがなすべきことがわかり即実践し成果を上げることができると考えています。
これからも多くの管理者が私の研修を受けそれが起爆剤になり成果につながってほしいと願っています。
2015年3月2日月曜日
訪問看護ステーション経営のコツの増刷
2010年創刊の「訪問看護ステーション経営のコツ」が増刷されます。第三版です。このところ訪問看護ステーションの開設増に伴い売れゆき好調とのこと。
初版3,000部が売れその後2回目の増刷ですから、少なく見積もっても5,000部以上は売れいることになります。この手の書籍で3,000部以上売れるとベストセラーだそうで、執筆者としてはうれしい限りです。
この書籍がステーション管理者の役にたつことを願っています。
初版3,000部が売れその後2回目の増刷ですから、少なく見積もっても5,000部以上は売れいることになります。この手の書籍で3,000部以上売れるとベストセラーだそうで、執筆者としてはうれしい限りです。
この書籍がステーション管理者の役にたつことを願っています。
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