2019年9月29日日曜日

多職種連携

9月25日は山形県看護協会セカンドレベル研修、多職種連携を担当した。参加者は看護師長 と公開講座の聴講生合わせ50余名で聴講生は病棟の看護師だった。

地域包括ケアシステムをすすめていく中で多職種連携は欠かすことができない。3回のグループワークを行う中で、情報共有不足や多職種の業務への理解不足、看護サマリーの不備などさまざまな問題点が示された。看護師と訪問看護師、看護師とケアマネジャー、看護師と担当医師などの連携でつまづいていることが明らかになった。多職種連携がうまくいかない理由として相手方の対応に問題あるとしている勝手な考えをしていることも気づいてくれた。その結果多職種連携は職種の違いの理解と職種による考え方や対応の仕方の違いを認め相互コミュニケーションを深めること、そして連携の目標は患者の在宅移行が不安なくできることでありそのための看護支援が必要との認識に至った。

研修後では病棟看護師として多職種連携に今まで以上に積極的に取り組むことができるところまで具体的な取り組みを確認できた。受講生は多職種連携にどのような考え方で取り組めばよいのかがわからなかったのだ。やり方がわかれば実践できる。
訪問看護側も同様で病棟看護師からの情報が少ないなどといってないで相互コミュニケーションがとれる関係性を築いてほしい。


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