2017年11月22日水曜日

平成30年度ダブル改定情報 医療保険

本当に寒い毎日ですね。ダブル改定の審議も進んでいます。今回は11月15日の中医協の訪問看護に関する議論をスポットでお伝えします。

「特別な関係」における退院時共同指導の要件緩和また訪問看護利用者が入院する場合の看護サマリーへの評価が検討されています。
次は報酬があがったみなしの訪問看護の伸び悩みの効果が出ていないことを踏まえ、在宅移行をすすめるために病院併設ステーションの評価が検討されています。その理由として「看護職員数が多い」「利用者数や訪問件数が多い」「重症者の受け入れが多い」などの調査結果と「病院看護師の2割弱がステーションへの就労意思をもっている」などがあげられており、それらの結果をもとに手厚い評価が検討されました。

これには医療法人立ステーションを上回っている営利法人立ステーションの反発があるのではと考えます。そもそも在宅移行が進まない理由として医療機関の退院を決める担当医の意識や地域連携室の関わりかたの課題も見え隠れしているからです。今後の審議を注視したいものです。


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