2017年10月7日土曜日

平成30年ダブル改定情報

秋というより初冬ではないかと思うほど寒々した日が続いていますね。このように季節がすすむなか平成30年ダブル改定はすすんでいます。

24時間体制の訪問看護の安定的供給体制確保に向けた必要性が求められています。また機能強化型及び看護体強化加算が算定可能な大規模ステーションへの評価も論点となっています。
また訪問看護の供給量を増やすため医療機関からのみなしの訪問看護の充実も検討がなされています。
またPT等の訪問看護がPT等のみで実施されていることが多くそのようなステーションは看護師数が配置ギリギリであり、また緊急時訪問看護加算等の届け出が少なく急変等の課題があるとしています。これらの課題も検討されています。

訪問看護とケアマネやヘルパーとの連携も課題となっています。ケアマネやヘルパーは「連携に十分な時間がとれない」ことを課題とし訪問看護側は「専門的知識が十分でない」ことが課題だとしています。時間が足りないについては利用者のためにと考えどこかで調整できるようにするのが役割だと考えます。しかし訪問看護側のケアマネやヘルパーが「専門的知識が十分でない」という考え方はとても残念です。
ケアマネやヘルパーは医療専門職ではありませんから知識が不十分なのは当たり前ではありませんか。それで連携できないというのであれば訪問看護師の「利用者さんのために」という言葉は本当に薄っぺらくなってしまうと思いますし、ICT化したとしてもこの溝は埋めることができないのではないでしょうか。

地域包括ケアは誰のために必要な支援を誰がするのかをシステム化していくことだと考えます。それは「利用者さんのため」を考えたシステムではありませんか?「利用者さんのため」を旗頭にした他職種との連携は方向性が一致することでもっと簡単になりませんか?



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