2017年10月16日月曜日

人材確保・育成は管理者の責務

「人材確保が難しい」多くの管理者の悩みである。現在訪問看護ステーションで働いている看護師は5万人を超え訪問看護で働く看護師は少しづつ増えている。しかし求人してもなかなか応募がないため管理者の憂鬱は深まるばかりだ。

先日山梨県で人材確保・定着のテーマで管理者研修の講師だった。人材確保と育成の難しさをグループワークしたところ、携帯当番に対しては「非常勤だから」「子育て中だから」「50歳以上で高年齢だから」などが並べられた。では職員に携帯当番を含め働いていくのに不便さを感じているかを直接聞いているか?の質問に「聞いていない」という。
管理者の職員への必要以上の気配りと忖度を感じた。気配りと忖度だけでステーションの労働環境の改善はできない。管理者は個々の職員とコミュニケーションをとることで職員の考えをしっかり把握し人材確保や定着の方策につなげて欲しい。

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