8月29日は岩手県看護協会 のサードレベル研修講師だった。受講者は看護部長や次期看護部長の15名だった。
今、地域包括ケアシステムの構築が喫緊の課題とされているが、10年以上前から重要視されている「看看連携」はまだまだすすんでいないようだ。
病院からの早期在宅移行をすすめるためには訪問看護との連携は必要との認識はある。しかし現場での互いの意思疎通が不十分であることを受講生は認識していたが、連携がうまくいかないという。その要因としてと看護職同士の忖度のしすぎによるコミュニケーション不足があげられた。
訪問看護師は忙しいだろうから連絡するのも躊躇してしまう、あるいは退院カンファの開催時期に関してどの時期が適切さどうかがわからないなどである。互いにどうなの?と聞けばよいのにそれができていないのである。
看護部長たちの意見をまとめれば、看看連携は看護部長主導つまり病院の方針として行うことで、もっとスムーズな在宅移行が可能になる。なによりも「看看連携」は在宅移行する患者さんのために行うものなのだ。
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