2017年7月29日土曜日

フィジカルアセスメントの実情

6月にフィジカルアセスメントについてこの欄に書いたが、今回はフィジカルアセスメントの現場の実情を示す。

多くの訪問看護師は訪問看護実践でフィジカルアセスメントが重要だとしている。その通りです。
しかし研修会でフィジカルアセスメントに必要な知識を聞いていくとあれ?と首をかしげたくなる時がある。
例えばここんな猛暑で利用者の脱水症状には十分注意が必要にも関わらず、水分補給の量や内容を把握する方法がわかっていない、あるいは摂取量や水分が摂取後何分で吸収されるのかを知らないなどである。この頃はテレビの情報番組でもこれくらいの情報は流れているくらいだ。
また意識レベルの評価のJCS(Japan coma scale)について答えられないことが多くみられる。このスケールはターミナルケアでは欠かすことができないのだが・・・

フィジカルアセスメントの学習は訪問看護実践にとって極めて重要です。今一度学習することまたアセスメントに必要な最新情報を収集し日常の訪問看護業務に生かしてほしい。

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