2014年10月8日水曜日

訪問看護師の経営参画

10月7日訪問看護師養成講座の講師として、新しくなった北海道看護協会に行った。
広々とした敷地にざまざまな木々が茂り、四季折々の美しさを醸し出すという。建物内も広々としていた。

参加者は訪問看護師やこれから訪問看護師になろうとしている41名。訪問看護師養成講座は全過程の3分の2以上を終わり、ともに学んだ時間の共有で年齢やバックグラウンドなんて関係なく和気藹々。

私の担当は訪問看護ステーションの経営・運営である。
最初、受講生の反応は経営・運営は管理者が考えることでしょと傍観気味。でもステーションは報酬依存型事業であること、一人ひとりの訪問看護師の看護実践が報酬算定に反映されること、また利益は還元され働きやすい職場環境づくりや研修参加の原資になることを伝えると、受講生の表情が変わった。

訪問看護師たちは自分たちの看護実践がステーションの経営を担っていると自覚したとき正確な報酬算定につながるのです。管理者のみなさん職員が積極的に経営参画できるように訪問実績の公表や収支状況の開示をして職員の意識を変えていきましょう。









1 件のコメント:

  1. 3,4年前に北海道の訪問看護師養成講習会に参加し,萩原先生の講義を聞きました.そして,去年からステーションの管理者をしています.
    あのとき萩原先生の講義を聞いて,スタッフも経営の意識を持つことが重要だと認識しました.
    管理者になり1年経過…ステーションの経営状況についてスタッフに示そうとしています.前任の管理者は行ってこなかったので,初の試みです.
    でも,モチベーションのアップにつながると確信しています.
    そしてこれからのステーションの方向性について話し合うつもりです.
    ブログを読んで,私のやろうと思っていることは間違ってないと感じ,嬉しくなりコメントをさせていただきました.

    ブログを読んでは,いつも考えを新たにさせていただいています.

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