2013年5月22日水曜日

最後の食事

5月22日NHKクローズアップ現代見ました?
末期の患者が最後に望む食事の提供についての内容でした。
対象者は入院患者。
食べたい食事が何かを管理栄養士が聞き取りその願いを叶えるのです。
これは医療機関で行われていることのほんの一部の内容です。医療機関の従来の看取りではなく患者の意向に沿った看取りの実現に向けた取り組みといえます。

番組をみていてそうだ!と思いだしました。
訪問看護師時代に終末期の利用者の願いを聞きその実現のために医師や他職種と連携し
「外出したい」という利用者「絵に雅号を入れたい」という画家、「毎日入浴したい」という全身骨メタの利用者「胃瘻だけど口から大好きなカニを食べたい」
やりたいことや食べたいもの様々な要望があったけれど、なんとか最後の願いを叶えることができたこと。

在宅では入院よりもっと自由に終末期の利用者の様々な最後の願いを叶えることが可能といえます。
家で看取られることだけが利用者と家族のゴールではないのです。家だからこそできることや実現したいことがあるはずです。訪問看護師として利用者の願いを「看護の力で」叶えることが訪問看護の満足度を高めることに直結します\。




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