2013年5月8日水曜日

訪問看護師のストレス

「訪問看護師のストレスに関する研究」報告書によると、訪問看護師がどのようなことにストレスを感じているのか調査しその結果
  1. 一人で判断すること
  2. 利用者との価値観のずれがストレスの要因になっていることがわかりました。
訪問看護は看護師が一人で訪問し利用者のフィジカルアセスメントや療養環境・介護状況アセスメント等を行いその場で即座に判断することが求められています。でも訪問看護にやりがいを感じるのは適切な看護判断に基づいた看護実践ができたときではないでしょうか?そう考えるとやりがいとストレスは表裏一体ということになります。
ではストレスをやりがいにするには、適切な看護判断ができること、看護判断に基づいた看護実践ができることになります。そのためにはフィジカルアセスメントの学習とアセスメントに基づく確実な看護スキルの習得これらが自信を持ってできれば一人で判断することのストレスは軽減できるはずです。また複数名訪問看護加算の算定が可能な利用者には複数名で訪問することもストレス軽減につながります。

利用者との価値観のずれですが、生きてきた時代や場所、家庭環境等が異なることでその人の持つ価値観も違うのは当然です。感じているずれが少なくなるようにするには、話し合うことつまりコミュニケーションが大切といえます。話すことで互いの理解が深まり、利用者との人間関係も良くなります。


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