2013年3月12日火曜日

今一度考えたいヘルパーとの連携

昨年の報酬改定で定期巡回・随時対応型訪問介護看護、複合型サービスが創設されるなど今まで以上にヘルパーと訪問看護師との連携が重要になっています。

昨年のヘルパー協会の調査では「訪問看護師との連携ができていない」が約55%でした。
今まで訪問看護師もヘルパーとの連携重視し研修等でも学びを深めており少しづつよくなっているように感じていたので、この調査結果には驚きました。連携がうまくいっていない理由は「サービス提供者として対等な扱いでない」「看護師の処置の後片付けをさせられている」などがあげられていた。

ある調査では褥瘡の発見はヘルパーが介護者や訪問看護師より早いことがわかっています。実際連携がうまくいっているヘルパーから得た情報により利用者の異常の早期発見につながった経験もあるでしょう。連携の重要性は明らかです。

連携がうまくいかないことの弊害は利用者にいきます。これは利用者のことを第一に考える訪問看護師にとって手痛いことではありませんか?ヘルパーも介護するうえで利用者を第一に考えていすことは言うまでもありません。

利用者に最善の介護と看護を提供することが連携の目的です。そのためにお互いが情報共有・交換すること、それは良好なコミュニケーションから生まれてきます。お互いの役割を尊重しあいながらよく話し合いながら協働ましょう!





1 件のコメント:

  1. 私の訪問看護ステーションの事業所はヘルパーさんと同一フロアにあります。ヘルパーさんは一日一回以上必ず事業所に立ち寄ることになっているので細やかな情報交換がタイムリーにできます。定期巡回型ではないのですが。トランスファーや排泄ケア、えんげ障害の食事介助はメインはヘルパーさんなので協力し合うことで、重度でも、独り暮らしや老老世帯を在宅支援が可能になってます。

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