2012年11月16日金曜日

富山県のコンサルテーション事業

富山空港の展望デッキからみた紅葉と立木の紅葉の向こうに見える立山連峰
11月10日5年目の富山県のコンサルテーション事業の今年度分が終了しました。10月に6か所11月に3か所の合計9か所です。今年で16か所の訪問看護ステーションが終了したことになります。

コンサルテーション開始時のステーション数は34か所でしたが、現在は42か所になり利用者数は3倍以上になる変化がありました。

コンサルテーションは管理者とひざ詰めで行います。開設法人の違いや規模の違いに始まり細かいところでは携帯当番料金の違いや管理者および職員の年齢構成などひとつとして同じ形態のステーションはありません。管理者の経営への姿勢も千差万別です。

管理者とともに経営・運営の課題を明確にしその解決策を示すのですが、管理者の経営・運営モチベーションを見極めすぐに実践でき成果を実感できる方法を提示するのがコンサルテーションのとても大切なことです。

富山県はこの事業を県単独で実施しています。一つのステーションが2年連続受講できるので、1年目のコンサルテーションの指導事項を実践し2年目には必ず成果を出してくる管理者が多くなっています。

開設主体の違いをはじめとして多くの違いがあり、一括りで経営・運営を考えることは少し乱暴なのかもしれないとこの5年間を通して実感しました。だからこそ管理者への個別の支援としてのコンサルテーション事業が意味を持っているといえます。

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