今日の研修会で宮崎県看護協会の訪問看護の研修担当者である荒川さんから5年間の管理者研修会を振り返り次のような報告がありました。管理者研修を受けた管理者が成し遂げたことは、研修会で学んだ訪問実績表の活用し経営の安定化につなげたことで上司からの評価を得て新たな訪問看護師の確保につながったこと、人材育成の学びからヒントを得て人材育成の取りくみとして准看護師が訪問看護ステーションで働きながら通信制教育課程を終え看護師となって訪問看護を継続していること、また短時間しか勤務できない子育て中の看護師を職員全体で支援し職員の定着につながっていることなどでした。
このような前向きの変化を聞くことは、今まで宮崎県の管理者研修の講師として関わってきた者として本当にうれしい限りです。それに加えて、研修会で学んだことを確実に実践し成果を出す管理者の実践力の強さと思考の柔軟さには敬服します。その原動力は訪問看護ステーションの経営状況や人材育成・確保を何とかしたいという管理者の熱意によるものと確信します。「継続は力なり」という言葉がありますが、まさに管理者への教育は継続し長期に行うことが大切だと痛感しました。
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