2019年7月4日木曜日

訪問看護の「真実の瞬間」

経営不振に陥っていたスカンジナビア航空をサービス戦略の成功により再生に導いた「真実の瞬間」の著者ヤン・カールソンは、サービス活動で最も重要なことはサービス提供者と顧客とが出会う瞬間であると書いている。

利用者と出会い看護を提供するが、看護を受け状態の改善や安定を経験し安心を感じる利用者と、その場で利用者からの反応を体験し高揚感と達成感を感じる看護師、このような瞬間訪問看護の「真実の瞬間」ではないか。
この瞬間が訪問看護の醍醐味でありやりがいでもある。より多くの看護提供で「真実の瞬間」を利用者と看護師が共有することで看護は醸成されていくのだ。

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