2017年9月8日金曜日

学校等への訪問看護

平成30年度ダブル改定に向けさまざまな団体が厚労省に要望書を提出している。今回は日本医師会の障害福祉サービ等報酬改定に関する意見等に注目した。

その中に医療的ケア児の受け入れ拡大に関する提案がある。訪問看護は提供先が「居宅」となっているが、保育園や学校等でも利用できる体制の整備を提案している。


提案の背景として、医療的ケア児を受けいれる保育園・幼稚園がほとんどないこと、また医療的ケア児は特別支援学校への通学に際し保護者の付き添いによる医療ケアが行われていることを研究報告の分析結果をもとに提案している。これまでどおり保育園や学校に看護師等の配置を勧めていくが、それに加え保育園や学校に訪問看護師が出向き医療的ケア児に必要なケアを行えるように報酬の新設を求めている。

あくまでも提案の段階で新たな報酬となるかどうかは不明だが今後に注目したい。

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