2017年4月24日月曜日

看護師国家試験の結果から

3月27日2016年度保助看国家試験の合格発表があった。看護師の合格率は90%を下回った。結果は2005年度以来の低さということだ。

大学の看護学部や学科は毎年増え続け多くの看護師を養成して医療機関等で働いてくれることを期待している。しかし今年度の結果は残念というしかない。看護師国家試験の出題傾向について書いた記事を読んだが、過去問の学習だけではだめで状況設定問題は読解力が求められるようだ。すこし前に聞いたが看護師は理系の知識とそれ以上の読解力が必要とされると。

読解力はただ書物や資料を読みこめることだけではない。対象者の心理を理解し考えていることを把握したうえで看護師としての判断のもと得た情報の内容にしっかり呼応できること、そして専門的な知識や情報に裏付けされた看護実践ができることだと考える。まさに訪問看護実践で要求されていることだ。

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