2017年4月11日火曜日

稼働率を高める

中医協審議会の意見交換資料によると、ステーション数の増加だけでなく職員数や利用者数など規模の拡大がみてとれる。

平成21年当時職員数5人未満のステーションが55%を占めていたが平成27年には45%になり職員5人以上が54%になった。利用者数でみるといちステーションあたり68人、1か月あたりの訪問回数は435回である。利用者数自体の伸びは平成21年が61人でそれほど増えていないが、訪問回数を伸ばしている。その理由は利用者1人当たりの訪問回数が増えたからだ。ステーションの規模や訪問回数の増加は経営状況に影響し平成26年の介護事業経営実態調査で収支差率がプラスのステーションが多くなってきている。

これらの結果から職員の稼働率を高めることが経営安定の鍵になるのである。

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