2016年10月9日日曜日

地域包括ケアシステムに一役

地域包括ケアシステムの構築が市町村で勧められているようだが、研修講師で行く地域の現状を聞き取ると順調にすすんでいる地域は多くない。地域ケアシステムの要となるのは訪問看護ステーションといわれているが、そのステーションもシステム化の蚊帳の外だったりすることが多いようだ。

一部の地域では在宅療養支援診療所等の医師を中心でその医師が関わる患者を支援するステーションやその他の事業者等がICTでつながり情報共有しているようだ。聞くところによるとシステム化を阻んでいる要因として、地域の医師会と行政との関係性がよくないことがある。まあこれらは今に始まったことではないのだが・・・

小池都知事がよく言う「都民ファースト」つまり都民のためを優先して考えようということだが、地域包括ケアシステムも「利用者ファースト」で考えたら医師会や行政の垣根なんてすぐに超えることができるのでは?と思う。
システム構築の要であり、地域の保健・医療・介護状況を利用者サイドで把握している訪問看護ステーション側からの具体的な働きかけを勧めてみたらどうですか?

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