2015年6月28日日曜日

静岡県浜松市北区での講演会で


6月27日土曜日、実家のある浜松市北区で一般市民向けの講演を行った。
「ふるさと講演会」と称される講演会は年に3回ほど行われているそうである。

講演会のテーマは「知って利用しよう訪問看護」参加者は予想をはるかに超える約70名以上だった。

一般の方たちの訪問看護の認知度は1割という調査結果があり、訪問看護の認知度は低いといわれているが、講演会に集まったた方たちに「訪問看護を知ってますか?」と聞いたところ半数以上の方の手が挙がり驚いた。また実際に利用している方が2名おり看護職の専門的な対応がよいとの評価を聞くことができた。農家が多く在宅介護が困難では?と想定した地域住民からの評価だったこともあり少し安心した。地域にある訪問看護ステーションは3か所である。地理的要件もあり実際この地域に訪問してくれるステーションは1か所のみという厳しい状況である。

この講演会で、国の医療政策の変化つまり在院日数の短縮化と在宅療養へのシフトは地方の隅々まで行き渡りつつあるということを身をもって知ることができた。これからさらに訪問看護が利用されるためにはステーションの訪問看護師が増えること、またステーション数が増えていくことが急務だと実感した。

0 件のコメント:

コメントを投稿