2015年1月10日土曜日

機能強化型訪問看護ステーションの届け出

全国の機能強化型訪問看護ステーション数はまだ明らかになっていないが、届け出の要件を満たせないとして届け出しないステーションもあるようだ。
満たせない要件は、ターミナルケア療養費とターミナルケア加算の算定数で、療養費Ⅰ・Ⅱともに年間を通して2ないし3件の算定要件を満たせないために届け出しないということだ。2ないし3件ならばまったく手の届かない件数ではないと思うが・・・

報酬請求は看護実績に基づき行われる。基本となる訪問看護療養費および訪問看護費は、どのような状態の利用者でも訪問看護の実績があれば請求できる。しかし加算は算定要件を満たしていないと請求できないつくりになっている。ターミナル療養費およびターミナルケア加算も同様である。ならば算定要件を満たせるようにすれば算定でき機能強化型訪問看護ステーションの届け出も可能になるのである。そのために医療機関との連携強化つまり在宅移行の時期や移行方法の相談の徹底や適切な訪問看護の実施でクリアすることができないだろうか!?

機能強化型訪問看護ステーションは国から高い報酬を算定できるステーションとしての評価である。ならばあと2ないし3件で届け出できるステーションはあきらめないで算定要件を満たせるように努力すべきと考える。

0 件のコメント:

コメントを投稿