2014年12月1日月曜日

管理者の経営目標 ふたつのエピソード

11月29日30日、富山県のコンサルでした。

平成25年看護師が定年後に立ち上げた訪問看護ステーションです。開設当初は利用者0人でしたが、なんと90人以上になっていました。このステーションのコンセプトは、他のステーションが受け入れない利用者や対応に苦慮している利用者を受けることです。たとえば1年間治らなかった褥瘡のある利用者を3か月で治癒させるなど成果を上げて利用者数を増やしてきました。
 
そして昨年の目標どおりにナーシングホームをたちあげていました。対象とする利用者は医療処置が必要かつ重介護ということです。今後は人工呼吸器の方も受け入れていくそうです。管理者としてナーシングホームの当直、日中は訪問看護業務・管理業務と三束のわらじをはき「先生私倒れそう!」と言いながらも自分の看護実践の成果が形となっていくことに喜びを感じ本当に楽しそうでした。

もうひとつのエピソード。新規の訪問看護ステーションですが、今後の目標として「ステーションをつぶさない!」と明記していました。今年だけで100件以上のコンサルをしてきましたが「ステーションをつぶさない」の目標は初めて。
この目標こそすべての管理者が掲げてほしいと思っていました。事業は継続できて初めて成果と利益が出ます。

全国の管理者へ「ステーションをつぶさない」この目標を掲げてください。そしてつぶさないための取りくみを実践してください。



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