2014年12月8日月曜日

平成27年度介護報酬改定情報

今年度の診療報酬改定では、重症で利用依存度が高い利用者への訪問看護への評価が明確に表れています。来年度の介護報酬改定も重度の利用者の対する訪問看護を強化する方向性が打ち出されました。


機能強化型訪問看護ステーションの評価と同じく、介護保険でも中重度者の利用者を多く受け入れるステーションを評価する加算が新たに創設が検討されています。
内容としては「緊急時訪問看護加算」「特別管理加算」「ターミナルケア加算」この3つの加算のすべてで一定以上の割合の算定実績があることを要件にするようです。つまり介護保険の利用者も重症度が高く在宅看取りにつながる利用者確保が報酬として評価されるということになり、軽度で医療依存度の低い利用者の多いステーションは今回の介護報酬改定の恩恵を受けられないこともありえるということです。

みなさんのステーションの「緊急時訪問看護加算」「特別管理加算」「ターミナルケア加算」の算定数やその割合はどのくらいですか?
コンサルの実施結果でも、「緊急時訪問看護加算」「特別管理加算」の算定数が低いステーションの経営は芳しくないという現状があります。
みなさんステーションの現状把握をして来年4月の介護報酬に備えてください。


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