2014年11月16日日曜日

訪問看護ステーションはビジネス

11月15日福島県訪問看護ステーション連絡協議会の管理者研修会でした。折しも今年一番の冷え込みで、福島県の空気は本当に冷たかったです。

福島県立医科大学看護学部の教室での研修会は8月に次いで2回目の開催でした。参加者は約50名強。
前回の研修会以後経営安定へどのような取りくみをしたかを聞いたところ、管理者として経営の安定に向けた取りくみを継続して行っていないことがわかりました。
たとえば1回だけ営業活動をしたけれど成果がでないからあきらめその後していないとか、訪問実績の数字を見ているがよくわからないからその後は見ていないなどの報告です。
これは福島県に限ったことではありません。

つまり事業を継続していくあるいは事業を拡大する事業欲が足りないということです。訪問看護ステーションは介護保険制度が創設されたときから訪問看護事業(訪問看護ビジネス)と言われるようになりました。
ビジネスですから同じ規模や同じ体制を維持していくことではなくまずは黒字にし、小規模から中規模・大規模へと規模を拡大し利益を増やしていくことが求められています。そのためには管理者のたゆまぬ事業努力が必要ですから、少しだけやったけど成果がすぐ出ないからなどの理由で経営への取りくみを止めてはいけないのです。もちろんうまくいかないことも多いと思いますが、それでも工夫しうまくいく方法を考えていく、この姿勢が求められています。

経営者ということを示す良い機会なのですから。

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