2014年9月7日日曜日

在宅看取り 地域の傾向と対策

花壇のマリーゴールド
新潟県訪問看護ステーション強化事業のコンサルテーション、69%(45か所)のステーションが終了した。

その中でわかったことがある。それは在宅看取りに対する住民の意識の違いである。

新潟市は8区あるが、在宅看取りを希望する利用者・家族が多い区(地域)と最後は病院を希望する利用者・家族が多い区(地域)の違いが明らかになった。

在宅看取りの支援が訪問看護に求められているのだから、どのような状況でも在宅看取りするのは当然のことと考え訪問看護するのか。
それとも利用者や家族の希望を聞き取り、利用者のフィジカルアセスメントはもとより家族及び介護状況、生活環境のアセスメントをもとに訪問看護師としての判断をしたうえでどこまで在宅で過ごすのかを話し合い決めその決定に基づき入院時期を決めるのか。利用者と家族の意思を十分聞き取り、ターミナルケアに生かすことが求められている。

新潟市という限定した地域の実態だが、他の地域でも同じような傾向があると考えることができる。地域の実情を知ることでターミナルケアの実践に生かすことができる。

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