2013年12月13日金曜日

在宅移行の課題

我が家のクリスマスオーナメント
医療機関から重症度の高い利用者の在宅移行による業務の煩雑さが問題になっている。
そのひとつは医療機関のDPCシステムによる入院期間の短縮化である。報酬算定を考慮すると医療機関は入院期間をできるだけ少なくしたいと考えるあまり患者の在宅での療養環境や介護状況、治療継続のための処方薬の調整等への配慮をすることなく退院せざるを得ないことがあるという現実。

ステーションでもさまざまな対応や調整を求められている。残念ながら多くの医療機関は在宅移行後の患者の状況の把握までできていないのが現状である。ステーションからみればそんなことも把握できていないのかと思うだろうが、医療機関の対応を責めても始まらない。在宅移行がスムースできれば訪問看護の導入時の煩雑さが少なくなる。しかしなによりも利用者や家族の負担軽減ができるのである。そのためには在宅移行時の不具合や課題を具体的にフィードバックしてほしい。

     




0 件のコメント:

コメントを投稿