萩原が訪問看護の現場にいた期間は約11年です。
医療機関の訪問看護部門も訪問看護ステーションでも当時はまだ訪問看護の経験がない看護師がほとんどでした。
そのために「利用者から利用料金徴収が負担だ」「利用者や家族とのコミュニケーションができない」から始まり「パソコン入力ができない」などさまざまな業務遂行上の悩みを抱える看護師たちばかりでした。なによりも訪問看護そのものがわからない看護師にOJT等現場での教育を通し訪問看護を根気よく教育していきました。その時の教育理念は、変な言い方かもしれませんがどこの訪問看護ステーションに転職しても恥ずかしくない訪問看護ができる看護師の育成でした。
年月が経ち成長した看護師たちはそれぞれに転職していきましたが、現在その時一緒に働いていた看護師の4人が管理者として活躍しています。
当時まだまだメジャーではなかった訪問看護をまず看護師に伝えようと蒔いてきた種が実を結んできていることを実感しています。
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