2018年9月14日金曜日

看護師の特定行為研修シンポジウム

上野公園のアスファルトに水で描いたパンダ。70歳くらいのおじさんのパフォーマンス

9月11日厚生労働省で看護師の特定行為研修シンポジウに参加した。指定研修機関の病院医師が講演。特定行為研修修了者は平成30年3月現在で1,006名、その8割は病院で訪問看護ステーションは47名(5%)。研修修了者の約5割が現場で活動できていないことが明らかになった。現場での活動ができていないことに対し研修修了者は「認知度が低い」「業務への理解が低い」「活動への制限」「給与への反映がない」「活動できる場がない」などの活動の場の整備の不十分さを課題としていた。

看護師の特定行為は看護師の新たな役割だ。それゆえ職場や医師などの特定行為の理解が不十分なのはある意味仕方のないことではないだろうか。特定行為のできる看護師として周囲が理解や体制の整備を待つだけではなく、自らが活動できる体制や場を切り開いていけるようプレゼンテーションしていくこと、また実践による実績を残していくことで周囲の理解を深めていくことが求められている。それが本当のキャリアアップになるのでは・・・

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