2014年7月29日火曜日

管理者は数字に強くなろう!

オフィス萩原では今年訪問看護ステーションのコンサルを100件ほど実施する。すべて県の単独事業である。

コンサルではステーションの経営実態を示すバランスシートと訪問実績表等の数値を使用している。その内容から管理者の経営・運営手法と経営に対する考え方などがみてとれる。

たとえば
  • 利用者数が減少したのは、同じ地域に新規ステーションが開設したことと認識していても対処することなく1年経過し赤字。
  • 職員の訪問件数が月平均40件と少ないため暇を持て余し他人の悪口ばかりで職場の雰囲気も悪くなり退職者が続出。
  • ケアマネの依頼通りに訪問受けていたら月1回の30分訪問の利用者多く、案の定利用者からの緊急電話で夜間の訪問が多くなり職員の携帯当番の負担増。
これらは訪問実績表の数字にはっきりと表れているのだが、数字が示す原因な何かを見落としている。
管理者からよく聞く「私数字に弱いんです。」そんな言葉で逃げないでほしい。
ステーションの活動実態と数字は関連している。管理者として数字を読めるようになってほしい。





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