2020年6月15日月曜日

コロナ感染症と訪問看護

6月なのに30度越え。マスク装着で行う訪問看護に疲労感が増していることでしょう。ご自愛くださいね!

コロナ感染症対策として、様々な職種で濃厚接触を少なくするための新たな取り組みがなされています。ワクチンが開発されて多くの方が抗体をもつことができるようになるには長い時間がかかります。共存(ウイズコロナ)していくことを考えることが求められています。

訪問看護は利用者との濃厚接触が多い業務です。マスクや防護服など感染対策は当然のことですが、新たに非接触タイプの体温計(約8,000円から9,000円で購入可)を導入するなど濃厚接触をできるだけ少なくするための取り組みが求められます。

他には訪問看護の前に5分以上の居室の換気をお願いする。訪問時の換気は重要ですが、多くのエヤコンは換気できない機種のほうが多いので利用者等の理解を得たうえで業務の合間に十分な換気をしましょう。

利用者や家族から感染への恐怖による訪問看護の拒否もあるでしょう。利用者等の不安を聞き取り、感染予防実施策の説明と訪問看護ステーションの取り組みと体制の十分な説明を行い理解を得たうえで必要な訪問看護の提供ができるように努めたいものです。


残念ながら感染が怖くてステーションから訪問看護時間の短縮や回数の減少をお願いしていることもあるようです。


最近では感染を怖がるあまり、小児科を含め受診を控えることが問題となっています。医師は往診等で受診控えを回避する取り組みをしています。訪問看護も受診控えの一旦を担えるようになるとよいですね。

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