2011年5月16日月曜日

テニススクールでの出来事

萩原の趣味はテニス。10年以上前から週に1回テニススクールに通っています。
その日もいつものようにウオーミングアップし練習開始15分後、50才台の男性がいきなりコート上に踊るように出てきて痙攣発作を起こしそのままハードコートに倒れた。急いでコーチに「119番通報!」と指示。走りより観察すると全身の痙攣発作、右耳からの出血、呼吸停止、末梢冷感、意識消失、チアノーゼ,冷汗。
スクール生のタオルを集め気道確保。名前を呼びながら心臓マッサージ開始。AED装着したが作動せず、AEDが心臓マッサージを続けるように指示あり。心臓マッサージ継続し数分後呼吸復活。しかし意識レベルはJCS200レベル、救急車が待ち遠しい。
やっと救急隊が到着した。SAT58%、血圧120/80。酸素5ℓ開始しSAT87%に回復したが意識レベルは変化なし。受け入れ先の病院がきまり初動から20分以内で搬送。
スクール生の協力もあり初動対応が早かったことも功を奏し、男性は二日後にはふつうに会話できるまで回復したそうだ。一安心。

今まで救命処置の経験はなかったが、意外と冷静に対応できた自分に驚いた。そういえば数年前にAEDの講習会を受けたとき「あなた119番に連絡」「あなたAEDの用意」司令塔として指示を出すことが重要と学習した。また訪問看護師として利用者の急変時に対応してきたことも冷静な対応につながったと考えた。

経験によって得た知識を「経験知」という。看護はまさに「経験知」の積み重ねである。意識的に看護を実践することが「経験知」を多くしていくことである。「経験知」が多くなることは、看護判断をより的確にする。そう思いませんか?

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