2013年3月31日日曜日

異業種の訪問看護事業参入

3月中旬異業種の法人向け研修会の講師をした。
参加者は60人以上だった。

異業種とは今までの訪問看護ステーション開設主体だった医療法人・福祉法人等ではなく、不動産会社・ビル管理会社・介護関連会社などである。なんと製麺会社も参加していた。ある経営者の「訪問看護事業はずいぶん官僚的ですね!国の報酬を得ているからなんですかね?」といった言葉が印象的だった。。
異業種がなぜ訪問看護事業に参入するのかその理由を聞いた。
かえってきた答えは、「社会貢献したい」「国が推進しようとしている事業なので利益を得ることができるのでは?」などである。

富山県では今年4月に学校法人が訪問看護ステーションを開設する。
さまざまな法人がビジネスチャンスとして訪問看護ステーション参入を考えている。訪問看護の業界にとってメリットがあるのか考えてみた。

  1. 停滞している訪問看護ステーション数が増える
  2. 競争原理が働くことで質の確保につながる
  3. 看護師が異業種の経営者との連携で経営のノウハウを学べる
  4. 開設にかかる資金繰りの負担軽減が図れる
  5. 看護の専門性がより鮮明になる
などが考えられる。

昨年の開設主体別の統計では、株式会社等の営利法人が全体の26%以上を占めており、ここ数年間で急増している。この数字の中には看護職が法人設立し経営者になっている法人も含まれているが、減少する医療法人・福祉法人等と比べて勢いを感じる。もしかしたら今後の訪問看護業界を元気にするのは異業種とのコラボレーションかもしれない。



2013年3月17日日曜日

早咲きの桜

17日家の近くで早咲きの桜を見つけました。
なんと満開!
うれしくなって思わず携帯写メしました。
昨年の冬が寒かったので例年どおりの開花になると桜の開花予想を聞いても正直信じられませんでしたが早咲きの桜をみて春がきていると実感じました。

幼稚園の庭にある白モクレンの花。
この白モクレンは15日地域実習指導者研修会の講師で東京都立川市に行ったとき春とはいえ冷たい空気につつまれながら懸命に咲いているなと感じて携帯でパチリ!




道端の花壇の花です。通りがかりに見つけました。少し視点を変えてみると春の足音をで感じることができます。




訪問看護の途中で春を探してみませんか、日ごろの疲れもとれるかもしれませんよ!








2013年3月12日火曜日

今一度考えたいヘルパーとの連携

昨年の報酬改定で定期巡回・随時対応型訪問介護看護、複合型サービスが創設されるなど今まで以上にヘルパーと訪問看護師との連携が重要になっています。

昨年のヘルパー協会の調査では「訪問看護師との連携ができていない」が約55%でした。
今まで訪問看護師もヘルパーとの連携重視し研修等でも学びを深めており少しづつよくなっているように感じていたので、この調査結果には驚きました。連携がうまくいっていない理由は「サービス提供者として対等な扱いでない」「看護師の処置の後片付けをさせられている」などがあげられていた。

ある調査では褥瘡の発見はヘルパーが介護者や訪問看護師より早いことがわかっています。実際連携がうまくいっているヘルパーから得た情報により利用者の異常の早期発見につながった経験もあるでしょう。連携の重要性は明らかです。

連携がうまくいかないことの弊害は利用者にいきます。これは利用者のことを第一に考える訪問看護師にとって手痛いことではありませんか?ヘルパーも介護するうえで利用者を第一に考えていすことは言うまでもありません。

利用者に最善の介護と看護を提供することが連携の目的です。そのためにお互いが情報共有・交換すること、それは良好なコミュニケーションから生まれてきます。お互いの役割を尊重しあいながらよく話し合いながら協働ましょう!





2013年2月27日水曜日

お雛雅

もうすぐ3月というのに、寒い毎日が続きつらいなと感じ、気分転換のつもりで久しぶりにひな人形を飾ってみたら不思議なことに春めいた気分になりました。ちょっとしたことで気分が変わるものですね!


さて訪問看護ステーションのみなさんは年度末になり平成24年度のまとめをする時期ですね!今年の年度末は報酬改定もないので落ち着いていることと思います。


報酬改定後1年が経過したところで、みなさんのステーションの経営状況はいかがですか?報酬アップの経営への恩恵は十分ですか?「赤字が黒字になった」「前年度より10%以上の増収だった」などまずは経営状態の変化を把握しましょう。
その結果によっては職員への特別賞与や次年度への設備投資等に反映するための交渉の資料作成をしたらいかがですか!


2013年2月17日日曜日

沖縄県管理者研修会

 2月16日は沖縄県訪問看護ステーション連絡協議会の管理者研修会でした。写真はホテルから写した沖縄県庁です。写真では小さくて見えませんが、3階窓際にはシーサーの置物が数体飾られています。沖縄は気温は24度くらいでとても暖かく、空港についた瞬間体がほぐれていきました。これが癒されるということなのでしょうか!
 
 研修会前日に数人の訪問看護ステーション管理者と食事をしました。元気いっぱいの管理者たちでしたが「先生私たちこんなにがんばっているのに訪問看護はなぜメジャーではないのですか?」「静岡県浜松市にある聖隷事業団のステーションが沖縄に進出してくるんですが、どう対応したらよいですか?」など矢継ぎ早に質問されました。各地にいくと本当にその地域でしか得ることのできない情報や、その地域の管理者たちの考えていることが鮮明になり本当に勉強になります。
 
 また管理者の日常を聞くこともできます。ある管理者は朝早く出勤し夜遅くまで働き看取りでは夜中に家を出ていくなどフレキシブルな働きぶりです。その様子をみた子供から「そんなに働いてお母さん仕事楽しい?」と究極の質問をうけるそうです。その答えは間髪なしに「楽しいよ!」。子供と写メを見せ合う時「お母さんの写メはおもしろくない。だってお年寄りのおしりや背中の写真ばかりだから」といわれ苦笑したそうです。たしかに子供には利用者の褥瘡の写メはおもしろくないですよね!こんな会話で大笑い。笑いあう管理者達は互いに共感しあっていました。
 
 
 
 
 
 

2013年2月5日火曜日

看護師の大先輩 新島八重

毎週日曜のNHKの大河ドラマ「八重の桜」見てますか?

主人公の新島八重は、私たちと無縁の人ではありません。
なぜならば、日本で医師以外が開設した看護学校の創設者だからです。
新島八重は新島襄と結婚したのち同志社大学を開学しましたが、新島襄の没後日清・日露戦争のとき特使看護婦として従軍し看護婦の取締役としてけが人の看護を行っただけでなく、看護婦の地位向上にも努め日本で二番目となる「京都看病婦教育所」を設立しました。

日本で最初に設立された看護婦学校は医師(高木兼寛)によるもので、女性としてまた従軍看護婦として傷病兵の看護にあたった新島八重が看護婦学校を設立したことは看護の歴史上極めて大きなことといえます。

私たち看護職の大先輩といえる新島八重の生涯をドラマ化した「八重の桜」今後の展開が楽しみですね!

2013年1月17日木曜日

認知症地域支援推進員

1月16日認知症地域支援推進員研修検討委員会の第1回委員会に出席しました。
訪問看護師のみなさん、「認知症地域支援推進員」について知っていますか?
もしかしたらみなさんの地域にいるかもしれませんよ。

「認知症地域支援推進員」は昨年に厚生労働省が出したオレンジプランといわれる認知症施策推進5か年計画で地域での日常生活・家族の支援を中心的に行う役割を担っています。将来的には5つの中学校区に一人を配置することになっており、5年後には700人を養成する予定です。
認知症地域支援推進員のバックグラウンドですが、行政職を含む地域包括支援センター職員が中心で介護支援専門員と保健師および看護師の資格をもつ専門職が多くなっています。
認知症患者の在宅介護に向けて地域の住民をはじめ保健・医療・福祉の専門職との連携を行い認知症患者や家族の在宅介護支援を行います。

以前のコラムでも認知症の患者への訪問看護の重要性について書きましたが、「認知症地域支援推進員」の今後の活動を含め、オレンジプランの方向性を訪問看護師として注視していくことが重要と考えます。