2016年11月5日土曜日

看護で稼ぐ

今年の管理者研修のキーワードは「看護で稼ぐ」さまざまな地域で私の研修を受けてくださった管理者はこの表現を聞いていると思います。
10年くらい前「看護で稼ぐ」ということばある意味タブーだったといえます。なぜかというと私が日本訪問看護財団の職員として管理者研修講師を担当になり「稼ぐ」ということばを放った瞬間受講生の表情は凍り付いたのですから。その後はこの言葉を封印しながらも多くの管理者に「看護で稼ぐ」方法を伝えてきました。
 
先月実施した管理者研修会のアンケート結果が送られてきましたが5段階評価でとても満足と満足の合計が100%という驚きの結果でした。記述式では「看護で稼ぐ」ことに納得し看護実践を見直す、考えて看護する、アセスメント強化による看護実践、看護実践と報酬算定の関連づけなどでした。
訪問看護ステーションの売りは看護です。適切な看護ができれば利用者の状態改善になることは必然といえます。それが医師やケアマネ等他職種の評価になります。それらが次の利用者確保につながるポジティブサイクルになりその結果「看護で稼ぐ」ことにつながるのです。
 

2016年11月1日火曜日

管理者のSWOT分析

写真は上越新幹線ときのイベントカーです。新潟駅に停車している車体の外側からの写真です。

新潟へは10年以上年3回は通っています。今年も管理者研修で行きました。管理者研修は2回の構成で今年はSWOT分析を中心とした内容でした。SWOT分析したことありますか?紙面を使い時間をかけて行うことは研修の中でと考えることが多いと思いますが、SWOT分析は日常的に使える分析方法だと思います。その特徴として、
  1. 分析に使用する項目が4つであり問題点の明確化がたやすいこと
  2. 残念ながら目の前のことに終始しがちな管理者に地域や他事業所等を認識する機会ができること
  3. ステーションの強みや弱みの認識ができること
  4. 分析することで方向性が明確になることなど多くのメリットがあることが再認識できました。
管理者のみなさんSWOT分析してみてください。

2016年10月20日木曜日

本当にやりたい仕事

これ岩手県産の松茸です。少し大きめですがリーズナブルでした。松茸ご飯にしましたが、香が強く本当に美味しかったです。

訪問看護財団当時から積算すると12年以上管理者支援の研修講師をしています。講師としてオファーしていただいているのは看護協会や訪問看護ステーション協議会、訪問看護ステーションを有する法人等からの依頼が主です。


ある時伺った研修でうれしいことがありました。研修終了後私を招へいしてくださった方が「先生は今の仕事大好きで使命感を持って取り組んでいるのが研修を聞いてよくわかりますよ。」と言ってくれました。思わず笑顔で「そうなんです。本当に楽しい仕事をさせていただいていますよ。ところでどんなことからわかりましたか?」と聞いたところ、辛口の研修の内容だけれど管理者を心底支援していることが伝わる内容であり、管理者のやる気を引き出すメッセージ性が強いことですと言われました。

そうなんです。私はこの仕事が大好きで、もしかしたら天職?なんじゃないかと勝手に思っているくらいなのですから、、、本当に嬉しい一言でした。

2016年10月9日日曜日

地域包括ケアシステムに一役

地域包括ケアシステムの構築が市町村で勧められているようだが、研修講師で行く地域の現状を聞き取ると順調にすすんでいる地域は多くない。地域ケアシステムの要となるのは訪問看護ステーションといわれているが、そのステーションもシステム化の蚊帳の外だったりすることが多いようだ。

一部の地域では在宅療養支援診療所等の医師を中心でその医師が関わる患者を支援するステーションやその他の事業者等がICTでつながり情報共有しているようだ。聞くところによるとシステム化を阻んでいる要因として、地域の医師会と行政との関係性がよくないことがある。まあこれらは今に始まったことではないのだが・・・

小池都知事がよく言う「都民ファースト」つまり都民のためを優先して考えようということだが、地域包括ケアシステムも「利用者ファースト」で考えたら医師会や行政の垣根なんてすぐに超えることができるのでは?と思う。
システム構築の要であり、地域の保健・医療・介護状況を利用者サイドで把握している訪問看護ステーション側からの具体的な働きかけを勧めてみたらどうですか?

2016年10月6日木曜日

介護予防・生活支援サービス事業と訪問看護

平成29年度に、要介護認定軽度者である要支援1・2の利用者の訪問介護・通所介護が市町村に移管される。すでに実施している市町村もあるようだ。
訪問介護等が市町村に移管することで報酬は減額されることは免れない。ちなみに2割減の市町村もあるようだ。

訪問看護ステーションの介護予防訪問看護の利用者は利用者の10%にも満たない。現在のところ介護予防訪問看護はこれまでどおり予防給付で行うとされている。

今まで要支援者は、訪問介護や通所介護を受けることで自立した生活を維持してきたといえる。例をあげれば今まで介護予防のデイサービスを利用しリハビリを受けていた利用者、今までと同様のリハビリを受けることができなくなり状態の変化があることは少なからず否めないだろう。そんなときにステーションからのリハビリは救世主にならないだろうか?

2016年9月21日水曜日

増え続ける営利法人立ステーション

平成27年介護サービス施設・事業所調査の概況が発表された。訪問看護ステーション数は10%増え、他の居宅サービスのなかで一番の伸び率を示した。開設主体別では営利法人(43.9%)が医療法人(30%)という結果だった。営利法人によるステーション開設は平成19年以降増え続け平成26年には営利法人が医療法人を上回った。年々増えるステーション数は営利法人によって下支えされているといっても過言ではないだろう。

これまで地域医療推進を目標にステーションを開設してきた医療法人だが、地域包括ケアシステム構築が勧められている中ステーション数の減少はちょっと残念である。医療機関の診療報酬も厳しい中で経営状態の悪いステーションを抱えていく体力がなくなってきていることも考えられる。

2016年9月10日土曜日

初めて行った三重県

研修講師として12年目、47都道府県でまだ行ってない県がある。佐賀県・香川県・三重県・群馬県である。
9月3日三重県に行くことができた。研修講師依頼があった時は本当にうれしかった。
なぜなら私が目指す全国制覇の実現に一歩近づくからだ。

初めて行った三重県の訪問看護ステーションの課題は、訪問看護の経験のない管理者への教育である。ステーション数が9,000か所を超えた今、三重県の抱える課題は他県での課題でもある。課題をクリアしていくには、訪問看護制度のしくみと報酬算定の知識の理解を勧めていくことが肝要といえる。